相続対策としての生前贈与
平成27年の税制改正により、相続税の基礎控除が引き下げられ、これまで相続対策が必要でなかったご家庭にも相続税対策が必要となってきました。生前贈与をすれば、その財産は相続財産から外されるため、相続税対策となります。また、計画的に贈与を行うことで、より相続税対策の効果が高まります。
ご自身が存命のうちに財産を与える生前贈与は、相続税対策としても重要視されています。また、事前に名義を変更することで残された方の負担を減らす等、先を見据えた取り組みとしての意味合いもございます。贈与に関する各種手続きに関するご相談だけでなく、「現在の財産について相続対策が必要かどうか知りたい」といったご相談にも、丁寧なヒアリングを通じてサポートいたします。
| 贈与税の課税対象金額 |
税率 | |
| 右記以外 | 直系尊属→20歳以上の者 | |
| 200万円以下 | 200万円以下 | 10% |
| 300万円以下 | 400万円以下 | 15% |
| 400万円以下 | 600万円以下 | 20% |
| 600万円以下 | 1,000万円以下 | 30% |
| 1,000万円以下 | 1,500万円以下 | 40% |
| 1,500万円以下 | 3,000万円以下 | 45% |
| 3,000万円以下 | 4,500万円以下 | 50% |
| 3,000万円超 | 4,500万円超 | 55% |
| 暦年贈与 | 相続時精算課税制度 | |
| 贈与者 | 制限なし | 60歳以上の父母・祖父母 |
| 受贈者 | 制限なし | 20歳以上の子・孫 |
| 基礎控除額 | 受贈者ごとに毎年110万円 | 贈与者ごとに2,500万円 |
| 税率 | 超過累進税率(2種類の税率構造) | 一律20% |
| 相続時 | 相続開始前3年以内の贈与財産は相続財産に加算 | 相続財産に全て持戻す |
| 持戻し価格 | 贈与時の価格 | 贈与時の価格 |
| メリット | 相続財産を減らすことができる 長期的計画的に相続対策ができる |
一度に大型贈与がしやすい 値上がりする財産や収益物件の贈与により、 相続財産の増加を防ぐ |
| デメリット | 大型贈与がしにくい | 基本的に相続税の節税効果がない 暦年贈与に戻れない |